感想の一部のご紹介です

昨年、岡崎市内の某中学校にて、講演会をさせていただきました。

共に保健室コーチングを学ぶ養護教諭さんのいらっしゃる学校。

この講演会だけでなく、それまでも、これからも、継続して「脳のしくみに基づいたレジリエンス思考」の教育をされています。

先日、お伝えした歩くことができなくなっていた中学生の気づきがあった・・・学校です。

テーマは「ストレスを味方にする」でした。

やっと、パソコンに向き合う時間ができたので一部ですがご紹介させていただきます。

★あぁ、あの時そう思ったのはこういうことが原因なんだ、こうすれば味方にすることができるんだ!と先生のお話しを聞いて思うことができました。私は「自分の長所はどこですか」と聞かれると、友達とくらべてこうだから○○な所、と思っていましたが、お話しを聞いて、私の長所はどこなんだろうと考えました。まだ答えは出ていませんが、見つかった時には、これが私の長所だと自信を持って言いたいです。

★ストレスについてだけでなく、友達の長所や短所についてなど、人を一面だけでみてはいけないと改めて感じました。私はいつも、人を一目見ただけで判断してしまうことが多くて、その人の良いところではなく悪いところばかりを見て「この人は~の人だ。」と決めつけてしまうので、今回のお話しを聞いて、一面だけで決めてはいけないと感じました。

★私はストレスに悪いイメージを持っていました。イライラするとすべてストレスが原因だと考えていたからです。でも、言葉や思考でストレスを味方にすることができると分かりました。また、自分の中にはたくさんの自分がいて、「いて困る自分」「いらない自分」はもしかしたらいないのかもしれないなと感じました。自己肯定感を大事にすることが、ストレスを味方にすることにつながると思いました。

★「たった一つの小さな事実でも、自分の思い込みや今までの経験でどんどん悩みが大きくなってしまう」と聞いて、まさに自分がそうだなぁと感じました。自分や相手を勝手にこういう人と決めつけてしまっていることがあったなぁと思い、自分で勝手に思い込んだりするのはやめようと強く思いました。一つの言葉でも、受け止め方をかえればこんなに変わるんだなと思いました。

★今まで、ストレスは自分にとって最悪なものだと思っていたけれど、少し視点を変えてみると、ストレスは成長のチャンスなんだなと思いました。実際に今までに何度も嫌な事や悪い経験があって、自分はネガティブキャラなのかなとか、自分は周りからどんなふうに見られているのかなとか、自分のことを悩んでいたけど、どんな自分もいていい、キャラは一つではないと知り、ホッとしました。私はどちらかといえば、人生は嫌なことの方が多く、毎日の生活もストレスだらけと思いますが、そのストレスを自分のプラスの味方につけることができたら、これから先が変わってくるのかなと思いました。

★私は自分の長所や強みはないと思っていました。でも、今日の話を聞いて、自分の長所を探し、少しなことだけど見つけることができました。

★脳は2つのことを同時に行うのが苦手で、一つのことに焦点を合わせて普段私たちは生活していることを知りました。確かに、一度そのものの印象が強く残ると、その後のそのものの印象はなかなか変わらないので、改めて見直してみると新しい発見があるだろうし、仲が悪かった人とも仲良くなれるかもしれないと思いました。そして、自分のいろんな顔を発見できて、認められるといいです。

★今まで自分の長所はなんなのかわからなかったけど、今回のお話しで短所と思っていたことも場合によっては長所になることに気が付きました。

★「いい」「わるい」「正しい」「間違っている」というのは状況によって変わるという話が印象に残った。なぜなら自分はいつもそう聞かれるし、自分もそう言っていた。しかし全てのことが悪いわけでなく、状況や状態によって変わることを知った。理由も聞かずに「いい」「わるい」で判断はできないのだと思った、そして「長所」「短所」もそうなのだと聞き、考え方が変わった。

★今までは何をしても普通以下なのかなと思っていましたが、それは自分の思い込みで必ずしもダメというわけではないことがわかりました。自分は暗い性格だと決めつけていましたが、それは自分の中の一部だということをきいて人も変われるんだなと思いました。ストレスを受けることはこれからもあるだろうけれど、ことばを心にかけて、自分を励まして生活したいと思いました。

★人はみんな良いところと悪いところがあって、自分だけじゃないということがわかって安心しました。人の悪いところだけをみていると確かに良いところが見えなくなってしまうけど、ちがう視点からみることで、人のいろんなことが知れるんだなと思いました。自分は自分でいること、まわりに流されないことがいちばん大切なことだとよくわかりました。

まだまだ、書ききれないほどの感想をいただいております。ランダムに一部のみピックアップいたしました。

子どもたちの率直な想いが言葉になり、私の中に響きました。

改めて読み返しながら、大人の視点や物差しで、まるでそれが当たり前のようにアドバイスしていても、子どもたちはもっと繊細なところで「一歩」を出すことへのためらいや「自己認識」への揺れる想いがあることを実感しています。

「ことば」を投げかけるだけでは、子どもたちの「深いところ」に届かないのですよね。

私自身も、現在も学び実践し続けながらそう感じております。

このような講演会で、少しずつ種まきをして、「幸せに豊かに自分を生きる」人を育てていく一助を担えることが私の喜びでもあります。

来年度は、どんな子どもたちと出会えるかな??楽しみです。

講演のご依頼は、メール(trugijp@yahoo.co.jp)までお願いいたします。

みんな宝箱

たじみわくわくスクール レジリエンス教育コーチ 毛利やすえの わくわく脳科学コーチング

0コメント

  • 1000 / 1000