Hello December

12月 今年の締めくくりが近づいてきました。

今年は、日本各地へ講演会や保健室コーチングの速習コース、教育相談勉強会で訪れることができました。

研修講師というステージに立って、毎回の内容作成や皆さまの感想からの振り返りを通して、本当に育ててもらっております。

11月は愛知県瀬戸市での速習コースと福井県内の中学校での講演会・そして教育相談活動勉強会がありました。

中学校での講演会は、3年生対象に「今と未来をつなぐ 自分でつくる私の未来」といったテーマで、脳のしくみをもとに、日常のコトバの影響やビジョンを持つことの大切さ、そして自己肯定感などについて「しなやかに生きる力」を育むための内容盛りだくさんでお話しをさせていただきました。

90分という長時間、しかも午前中も進路のお話しを聴いていたという子どもたち、もうお疲れモードのスイッチが入り始めていましたが、

飽きさせません(笑)

皆さん、顔をあげて真剣に聴いてくれました。そしてとっても素直なリアクションもしてくれて、楽しい90分を過ごすことができました。

先生方からも「よく子どもたちに言っていることをこうして脳のしくみという理論でしっかり結び付けてもらえた。とてもよかった。」と好評をいただき、感謝しております。

その後、学校から離れてステキな男性と話しをしておりまして(夫ではなく)、講演会の様子をざっくりとお話ししておりました。その方から

「中学生に、自分で決めるというのはハードルが高いようにも思える。。。」とのお声もいただきました。

たしかに、将来の自分を自分で決めるということへの緊張感、そして、まだ保護者の想いや影響が大きい年代にとっては、全部自分で決めるというのは、返ってしんどいことなのかもしれないな、、、ということも理解できました。

決して、今、目標を自分で決めて、すべてを自分で決めなさい、という方向でのお話しではありません。

もちろん、個人の環境や個性もあります。思考に影響している脳のプログラムもあります。

大人の言うことをきいてきた子にとっては、突然糸が切れるみたいで、不安になるかもしれませんね。

でも、こうありたいという望みや意志を持つことの大切さ、そしてそれを現実につなぐのは自分だよっていうこと、そしてチカラを発揮するためにコトバや想いって大切だよっていうこと。

いろんな困難があっても、それを周りのせいにせず、自分がどうするか、、、という視点。

そんなことをお伝えしてきたのです。

子どもたちは既にチカラも可能性も持っています。個人個人の成長の度合いは違うと思いますが、いつかどこかで、私の話した内容や発信した質問がつながってくると信じております。

こうした何気ない、ステキな男性からのつぶやきも本当に大切です。それをきっかけに、今後の伝え方の工夫につなげていきますね。





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たじみわくわくスクール レジリエンス教育コーチ 毛利やすえの わくわく脳科学コーチング

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