講演会での感想をいただきました

10月に三島市の養護教諭さん向けに講演会をさせていただきました。

保健室コーチングについて学ばれたことのある先生が、養護教諭研修会に是非と呼んでくださって御縁がつながりました。

こうして感想をいただくことは私にとって喜びであり、同時に振り返り改善していくための大切な機会となります。

今回、許可をいただきましたので一部紹介させていただきます。



 約1年前に保健室コーチングについて学んでから、保健室コーチングについての講義や講演を受けることがなかなかできなかったので、今回毛利先生のお話を伺うことが出来て、保健室コーチングについての理解が深まりました。

 昨年度の秋に保健室コーチングを学び、心のアプローチグッズを購入してから約1年間、保健室での関わりに活かしてきました。その中で私が心がけたことは、「この子には力がある、自分が今抱えている問題を必ず自分で解決できる」と信じることです。あるあるレンジャーカードで子ども自身が自己理解を深めて自分の問題を自分で解決し始めたり、あまり話さない児童が、人生の魔法カードで本人も気が付いていなかった深層心理に気付くことができた・・・など、思ってもいなかった効果を発揮することがあり、保健室コーチングのすばらしさを感じているところです。今回、毛利先生のお話を伺って、今後さらに保健室でコーチング的な関わりをして、とことん子どもを信じて可能性を引き出せる養護教諭を目指していきたいと思いました。ありがとうございました。

先生のお話は具体例を取り入れてくださっていてとてもわかりやすく、お話をお聞きした後とてもすっきりした気分で、これからの自分の課題が見えてきた気がしました。

また、焦点化の原則のお話で、画面上にゴリラがいたことに気づけなかったことには驚きました。日頃自分の都合や、あることにとらわれながら世の中を見ている事に気づかされました。

さらに、「質問は人生の質」というお話をされましたが、今後は子どもの可能性を信じてより良い質問を投げかけていけるようにしていきたいと思いました。

今日のようなお話を、他の先生方や保護者、生徒にも是非聞いてもらいたいと思いました。

先生のお話が興味深かったためあっという間に時間が過ぎました。しなやかに生きる力を自分が身に付け、子どもが育つような支援がしたいと感じました。プロブレムトークからソリューショントークができるように質問の質の向上に向けて、試行錯誤して子どもと一緒に成長していきたいです。意識して取り組んでいることが、実際に脳科学的にも証明できる行動であると理解できたので、これからも子どものやる気を引き出せるような言葉かけを探しながら、その子を肯定的に受け止め期待していようと思いました。

しなやかに生きる力を育てていきたいと思いました。まずは、自分が自己肯定感やレジリエンスを高めていけるようにしたいと思います。あまり救いの手を差し伸べ過ぎると本人の力を奪ってしまうこともあるため、気をつけなければならないと思いました。

 言葉には、人それぞれ違う意味で捉えている部分があるのですりあわせが大切になってくる事を感じました。

 質問を投げかけることで空白ができ、人は空白を埋めたくなるということを知りました。質問の質を上げられるように努力をしたいです。

 いつもしている質問の仕方を少し変えて、言葉を選んだり、焦点の当て方を変えてその子に合った質問をしていきたいと思いました。また、物わかりの悪い大人になれるようにしたいと思います。

実際に体験することで、脳のしくみやコトバの力を理解することができました。

今までの子供への対応は、まさに傾聴、共感を意識していたのですが、もっとその子自身の気持ちに入っていって一緒に思考を整理していくことの大切さを聞き、新しい発見というか自分の中ですごく大事な物を学ばせていただいたような気がしました。

言葉の力について考えることができました。毎日の対応の中で、過去に戻ることはできていても、未来へのことばを投げかけることができない自分がいたので、お話を聞きながら、この子にはこう言ってみようかな。こんな投げかけをしてみようかなと考えることができました。

発達も含めて良いところを伸ばすことが大事ということは、分かっていたのですが、言葉での実践につなげていけそうです。もっともっと、奥深く学習してしたいと思いました。また、「何で・・できないの」は、公私ともに使う言葉だったので、その後の流れを含めて職員へも伝達していきたいと思いました。

毛利先生のお話は、とても聞きやすくて、楽しく聞けました。「しなやかに生きる」というフレーズ、使わせてもらおうと思います。

学校で行われるべきは、「教育」、焦点を「できること」にかえると「できていること」や「自分の良いところ」が見えてくる、問題だ=チャンス…①その子の成長のチャンス、②思い込みや歯垢パターンに気づくチャンス、③問題や課題に対する対応力を学ぶチャンス

ひとつのものに集中していると見落とす

脳はコトバと焦点に反応する…コトバの使い方と焦点を替えると脳が認識するものが変わる

コトバには力があるなど、たくさんの印象深いコトバをもらい、明日への活力につながりました。

講話時間の2時間、とても早く感じるくらい、先生のお話に引き込まれました。

一番、印象に残っているお話は、物わかりの悪い大人になること。相手が脳の中でどのようにとらえているのか、どんな意味づけをしているのかを「確認質問」をして言葉を掘り下げて聞いてあげること。「どんな、質問をなげかけられるか」がとても大事であることを学びました。

そして、当事者自身がどのようにしたいと思ったのか、何からはじめてみたらよいのか、を自分で決めさせることによって、実行へつながる。

頭では、わかっていたけれど、教師側からこうしてみたら・・と・いうパターンだったと反省しました。

生徒だけでなく、自分の子供に対する言葉かけのことばの選び方についても、イメージすることができました。「質問の質は人生の質」心に残る重い言葉でした。

ことばの大切さ、特に教育者である私たち養護教諭が発する質問の重みを考えさせられた。

 ついつい「わかっているよ」ということが優しさのように思って対応してきてしまったように思うが、これからは物わかりの悪い大人になって、丁寧にそのことばの意味や意図をとらえていきたい。そのやりとりこそが相手の可能性と力を信じている証かもしれない。私の考えを押しつけるのではなく、それぞれがもっている力を引き出すことに専念していきたい。

脳はコトバと焦点に反応すること、自分の思考やコトバが反応して現実を作り出していること…等、今まで学んだことや経験から考えていたもやもやしていたことがすっきり統合されたと思いました。自分に反省しつつ、我が子への対応で振り返ることもあり、親としても少しレベルアップできそうな感じがしました。また、何より頻回に保健室に訪れる児童への対応、不登校気味の子への対応に役立てそうです。コーチングについてさらに勉強したいです。

短い時間での講話だったので、もう少し聞きたいなと思いました。単発で終わるのではなく、少し継続的にお聞きしたいと思いました。

どのようなお話を伺えるか、自分はついて行けるだろうかと最初は不安でしたが、先生の温かな雰囲気でのお話をきき、その不安もなくなりました。ワークを取り入れながらの講演は、なるほどと理解することが多々ありました。

執務を行う中で、自分が行っていることが合っているのか、正しいのかと不安になることとがありましたが、スキルが対応能力を変えるものではないということ、そして焦点を変えてみることの大切さを学び、これから実践してみようと思います。

 

まだまだ漠然とした理解ですが、保健室コーチングの考え方は、前向きで理にかなったものであると思いました。言葉の力を仲間が体験する姿を見て、“すごい!”と感じ、「無理」「できない」を連発する子どもたちを思い浮かべていました。

「空白の原則」を教えていただき、自分の質問を省みたり、今不登校の児童にどんな質問をしたらよいのか考えたりしました。質問に気をつけ、ソリューショントークになるようにしたいと思いました。とても勉強になり良かったです。保健室コーチングについて、もっと知りたいと思う講話でした。

脳科学と繋がった保健室コーチングのお話は、まさしく今、私が養護教諭の職務で困っていたことや個人的に非常に関心が高い分野だったので、講話を聞かせていただけて本当に幸せでした。

自己を通して他者理解ができること、脳は1つに焦点が当たっていると他の周りのことに気がつけないなどの脳科学の視点など、新しい気づきと知識をわけていただき、目から鱗とはまさにこのことという感じでした。子どもたちに心にゆとりをもって真摯に向き合い、質の良い質問をプレゼントできるような養護教諭でありたいと思います。保健室コーチングを学んでいきたいと思います。

毛利先生、ありがとうございました。

保健室コーチング初体験なので、わくわくして望みましたが、始めから、先生のお話に引き込まれていきました。2つの質問に関しても、ドキッとして、考えさせられました。

保健室コーチングは、今まで受けたどの研修よりも実践的で、今後も研修を受けたいと思いました。

脳はコトバと焦点に反応するということで、まず、自分自身からアプローチを変えてやっていこうと思います。そして、学校で行われるべきは「教育」!子どもたちにしなやかに生きる力をつけるため、対応していきたいと思います。

すぐにでも子どもと接するときに活かせる内容のお話しでとてもよかったです。脳の仕組みについてお話いただいたことで、子どもの感じ方、思いや考えを理解する上で、大変役に立つだろうなと思いました。

「焦点」と「コトバ」を意識して、どんな質問を投げかけるか考えていきたいと思います。

「質のよい質問」をするにはどうしたらよいのか、今すぐには思い浮かびませんが、先生のお話にあったように、まずは自分にできること、できそうなことからやってみようと思います。

・講話終了後に実践した事例や、講話内容が活かされた事例などがありましたらお書きください。

なかなか教室に足が向かない生徒にスモールステップコーチングの用紙を利用した。いきなり100点になりそうな「あなたの願い」だったので、もっと小さい10点の願いを考えさせ、できていることをいっぱい上げさせたら、顔が前に向いた気がする。この10点に到達するための次の1点は本当に小さなことでOKとお互い確認した。

若い担任の先生と生徒のことを話していたら、その先生が「子どもたちって難しいなぁ」とことばにしたので「子どもたちって本当に変化があって面白いね」と言い返したら、先生の顔も変わって、「そういえば○○は□□のときにこう言っていた」とその子のいい変化を見つけて私に教えてくれた。面白い変化だった。

事例までではないですが、本人も教員も困っている子について、その行動を引き起こしてしまっている関わりがないか、対応することで行動を悪化させていないか教員側で考えることを始めています。

朝の時点で「今日は行けそうにないです」と連絡をしてくる不登校傾向の子どもがいます。その子に違う視点を与えて、自分ならできると自信が持てるよう、前向きに焦点化できるよう支援したいと考えています。最近は保健室に寄らずに自分が決めた時間に教室に登校しているので、きっかけを作りたいです。

 発達障害のある子が授業中に指示をしていないことをしてケガをして保健室に来たときに「じゃあ次はどうすればいいか?」と問いかけると(外で理科をやっていたのですが)授業自体をやらない、外に出ないなど否定的な言葉しか出てこなくて、それを前向きに授業に取り組める言葉に焦点を合わせようとしましたが、信頼関係がないと難しいこともあるかと思いました。長期的に関わってその子の気付きの変化に注目していきたいと思います。その子に期待できるきっかけができてよかったです。

質問の仕方や言葉の使い方を変えたら、すっきりしたり、納得したりして教室に戻っていく児童が増えた気がします。

不登校傾向の児童へ、スモールステップコーチング的なことを話はしていましたが、話をしてその子の決意を紙面に書いておく様なことはしていませんでした。スモールステップコーチングの図がいいと思うので、様子を見て「今は何点くらいかな?」と視覚的に確認し、本人がさらに上向きになるよう支援したいと思います。

問題をチャンスと考え、今まで言っていた「何で?」と言うコトバを使わずに、解決策へと話し合うことができた。

4年生女子…靴を隠され、泣いて来室。今後のことを一緒に考えた。帰宅後、母親からの連絡で、保健室での話を母親にしてして落ち着いていたということだった。

6年女生子…クラス遊びを計画する係だったが、計画せず担任に全員が指導された。自己嫌悪で来室。今後のことを一緒に考えた。五時間目の途中で授業に参加できた。

保健室登校の子どもや、授業に行けない子どもに「なんて質問してみようかな?」と考えたり、「この子は今マイナスのコトバを使っているな。プラスのコトバに変えるにはどうしたらいいだろう。」と考えたり、子どもと接する際に今までとは違った感覚で、子どもを見ている気がします。


みんな宝箱

たじみわくわくスクール レジリエンス教育コーチ 毛利やすえの わくわく脳科学コーチング

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