そこじゃないと思うんだけど・・・

ある先生との会話より

T「先生、私ね、最近レジリエンスっていう言葉が私の中でヒットしとるんや」

私「そうなんですね!私もずっとレジリエンスを学びながらお伝えしているんです。」

T「やっぱりね、いじめとかにあっても、クシュってなって引き下がるんじゃなくて、いじめなんかに負けずに向かっていけるような心が大切やって、そこが大切なんだって伝えたいと思ってね。『折れない心』って本当に大切で、それが本当に最近私の中でのヒットでね。」

私「・・・あ、なるほど・・・そうですか・・・」

(あちゃー、こうきたか。言葉や内容を自分の解釈でしてしまってるわー・・・)

私「で、それを伝えていくには、先生はどうしたらよいと考えていますか?」

T「そこなんやってー。」

私「いまのままだと、高校教師の職は消えていきますよね・・・」

T「ほんとそうやって!!」


もうね、それ以上論ずることは避けました。

そういった考え方もあり。

でも、私が伝えたいレジリエンスはそこではないんですよね。

落ち込むこともある、折れそうになることもある、、、そういうことがあってもいい。

でも、そこからなるべく早く立ち上がることができたり、それを力に変えて行けたり、柔軟に対応できる力がレジリエンスだと考えています。

折れない・・・の「オレナイ」は、

立ち向かうばかりではなくて

物事のとらえ方や考え方、対応などの柔軟さが大切だと考えています。


先生方はそもそも恵まれています。自分の多様な経験から、それがいいんだと子どもたちに伝えていこうとしています。

それも大切ですね。子どもたちがまだ体験していない世界を伝えることができるわけですから。

でも、それが、その先生の物差しが子どもたちの心の真実を見えなくしてしまっている可能性があります。


先生、知っていますか?

「もっと真剣に向き合ってほしい」って言っている生徒がいることを・・・

「うちらのことバカにして、全然真剣に聞いてくれない」ってい言っている生徒がいることを・・・

想っているのではなく、それを口に出して言っている生徒がいるのです。







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たじみわくわくスクール レジリエンス教育コーチ 毛利やすえの わくわく脳科学コーチング

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