講演会はライブです
昨日は、三島市の養護教諭の先生方向けの講演会に行ってまいりました。
こちらでのテーマは「現場でのレジリエンス教育の実践にむけて 保健室コーチングの視点から」です。
自己肯定感を高めましょう。生きる力を育てましょう。など多々言われてきた教育界。
そんな中、現場の先生方は目の前の子どもたちや様々な課題への対応・対処に追われ、情報の共有にとどまり、観察を継続し・・・
さて、どうアプローチするか・・・まで、なかなか心が追いついていかない状況であるということはよく知っています。
様々な教育界でのキーワードだけが宙に浮かんでいて、実際の取り組みと一致していないこともよくあります。
私も自分自身が学びを続けていて、桑原ひめ先生のお話しから
「自己肯定感をわかっていない、また自己肯定感が低い大人が子どもたちの自己肯定感を高めることはできない。レジリエンスの低い大人が子どもたちのレジリエンスを高めることはできない」というフレーズに心から納得しました。
でも、先生方は大人なので、うまく帳尻を合わせたもっともらしい教育をされています。
では、本当に子どもたちの生きる力につながったのでしょうか・・・?
私の知り合いで発達支援コーチをされている灰谷さんは、「子どもは親をこえて発達することはない。大人も絶賛発達中。」というフレーズを出されています。
そう、私たち大人は出来上がっているわけではありません。色んな体験や学びから、自分自身が生きる力を高め、発達していく可能性をもった人間です。
そういったことも踏まえて、昨日の講演会では、かなり熱く、養護教諭さんたちのパワーを揺さぶる話しをさせていただきました。
とっても表情の良い三島の先生方に私自身もスライドの内容から外れた話をさせていただき、その場の意識がこの学びの空間を作っていると実感いたしました。
講演会はライブですね。
学ぶ、学びたい意欲があふれる先生方との出会いがとてもうれしかったです。
ありがとうございました。
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